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一寸前のことに成り桝が、アイランド花どんたくに行ってきました。
突然ローカルで何だそりゃ、と思った方は、福岡市をこよなく愛する榊原先輩に訊けば良いと思い桝。
主な目的は「青いバラを見に行く」だったのでクイズ的に過去に出題した阪本先生を連れて行こうかと思ったのですが、七瀬の恋人は将来フラワーアレンジメントで生計を立てたいと考えてゐるので彼を連れて行くことにしました。
チケットは事前にローソンで購入してゐたのですんなり入場。
小雨が降ってゐましたがそんなのお構いなしでうろうろっと辺りの草花を眺めてゐると、知ってるトウダイグサ科の植物が増えました。トウゴマとかね。ポインセチアとかね。
……キャッサバだけじゃないんですね。まぁ当たり前だけど。
其れからエミール・ガレ展に入りこみ(そう、何故かエミール・ガレ展をやってゐたのです)、様々なガラス細工を鑑賞。
プレートに「どこそこにGalleの陽刻」などと書かれており、物好きな七瀬はいちいちサインを探してゐたのですが、結局見付かったのは偉く解り易い処に彫られてゐた1作品だけでした。
飾り棚に一寸感動。物を作るって素晴らしい。
七瀬が物を作るってせいぜいが小説の一部分だったりクイズの問題文だったりなのですが、其れでも何かなしに心が揺れ動きました。
で、肝心の青いバラ。
咲いてましたよ。
「おっ、青いやないか!」とサントリーの幹部みたいな(開発部がお披露目したときに本当に云ったそうです)ことを云ってしまいました。
薄紫の赤が少なく成った様な綺麗な色でした。色彩検定は持ってないので何と云う色かは知りませんが、慎ましい感じがしてゐました。
いっぺん行ってみてください、お奨めです。